Wiiの引き換え券は12月20日と21日にWiiの通常価格と同じ249.99ドルで購入できる。引き換え券を購入した消費者は、1月29日までにWiiを受け取ることが保障される。フィザメ社長は、数万枚の引き換え券を提供できると述べている。同社長によると、ゲームストップは通常、人気ソフトの発売前に預かり金を徴収しており、商品の後日引き換えを取り扱うインフラを有しているという。
Wiiは昨年の発売開始からの1年余りで、米国内で600万台以上という驚異的な売り上げを記録している。米市場調査会社NPDグループによると、今年11月単月の米国内の販売台数は98万1千台で、マイクロソフト「Xbox 360」の77万台、ソニー「プレイステーション3(PS3)」の46万6千台を大きく上回っている。
しかし、Wiiの販売は供給不足によって制限されており、入荷されるたびに即売り切れという状況が続いている。任天堂は、需要に見合った増産を行わずに故意に品薄感をあおっているといううわさを繰り返し否定している。
フィザメ社長はこれに対して「なぜ当社がただ生産数を増やさないのかということ質問を個人的に受けている。信用していただきたいが、簡単に実現できるならば既に実施している」と同社が置かれている状況への理解を求め、「(Wiiの)生産は、多数のサプライヤーから供給される部品に依存しており、1社でも生産能力を引き上げることができなければ、増産することができない」と説明している。
任天堂は4月から2度の増産を実施し、現在のWii生産能力は月間180万台となっている。フィザメ氏は今後の生産体制について「当面は現在の水準で生産を続ける」と述べ、近い将来には増産を行う計画が無いことを示唆した。
同氏は「任天堂はいつ需要を満たすのかという質問に関しては、実際に需要に追いつく時になるまで答えることができない」としている。